JUGEMテーマ:介護

 

 訪問介護はもちろんのこと、移動支援においてもサービス中は『密室』に近い状態が作り出されます。お出かけ中の事は保護者さんには分かりませんし、ヘルパーさんの仕事を監視する上司もいません。現場のヘルパーさんには大きな裁量が手渡されているわけです。
 誰にも見られていない環境では、サービスのクオリティの低下しかねないという問題もありますが、今回注目したいのはこの『密室状態』におけるヘルパーさんの負担の多さです。
 裁量が多いという事はそれだけ大きな責任が伴ないますし、問題点をヘルパーさんが抱え込んでしまいやすい環境が出来上がります。サービスに出て、そのまま家に帰って、支援中の悩みを共有できず、どんどん辛くなっていって、介助が嫌になってしまうという事も少なくないのではないでしょうか。
 利用者さんとの日々のエピソードなど、ほんの些細なことでも共有できるとできないとでは大きな差があります。事業所は、利用者さん同様、ヘルパーさんにも自身を理解してもらえる環境を用意することが大切だと思います。
 定期的なケース会議、日々の活動報告、それに対するサービス担当のレスポンス。日々の雑談からでもサービスの悩みが出てくることもあります。他愛のない会話を気軽にできる事業所は素敵ですね。
 気軽に話し合いが出来る環境を作って、ヘルパーさんが『密室』に苦しむことがないような事業所づくりが理想だと思います。

JUGEMテーマ:介護

 

ヘルパーをしていると、様々な方の話を伺うことがあります。先日利用者さんから「なるほど」と思わされた話がありましたので、今日はその話をしたいと思います。
 
 自立と聞くと、どういうイメージを持たれるでしょうか?「自分で出来る事を増やしていき、自分のことは自分で行ない、生活していくこと」というイメージはありますか?自分自身で出来る能力を、増やしたり持続させたりするために「リハビリ」や「訓練」が存在していると思います。それは自立のために必要なことだと思っています。しかし、その利用者さんがおっしゃっていたことは、そういった意味の他にも自立する方法があると思っている、というお話でした。

 その方曰く、「支援者さんに身の回りのことを手伝ってもらうことで、余った体力を使い、自分の人生を豊かにする生活を送ることも自立と言える。何でも自分でやるということだけが自立ではないよ」とのことでした。
自分の身の回りのことを自ら行なうことはもちろん自立として大事なことではあるが、自分の人生にとって大事と思えることに力を入れるために、周りに支援してもらうという選択をすることも自立と言えると思う、という話でした。

 私たちは移動支援という利用者さんの余暇を支援する機会が多く、人生の豊かさに影響する部分に大きく関わることが多いので、とても興味深く感じました。ご自身で決めた暮らし方、大事にしたいと思っていることを叶えるべく支援者さんに身の回りのことを手伝ってもらう。そして、自分の人生観や大事にしたいと思っていることを支援者さんに話すことによって理解を得ていくという自立の仕方を教えてくれました。
そして、「どういった人生を歩み、どう自立していくかは本人が選択していく。支援者さんは選択を促すことよりも、本人から聞き取ったり、汲み取ったりして支援をしてほしいと思う」とも言われてました。その利用者さんにとっての人生の豊かさとは何なのか、ヘルパーとして何をお手伝いしていけるのか、考えることの大事さを再確認しました。

JUGEMテーマ:介護

 

ある利用者さんと関係機関の方とのやり取りを見て、感じたことがあったのでそのことを今日はお話します。
 

 
おしゃべり好きな知的障がいの方が、私にマシンガントークで話をしに来られた時に、その場にいた関係機関の方が「そんなにいっぺんにしゃべったらダメでしょ。やめなさい。」と叱るような強い口調で声掛けをしていました。
私はそんな声掛けをしないので、まず率直に、もっといい声掛けはないんかなと思いました。叱るような声掛けをすることがより良い支援とは思えなかったんです。
 

 
まず、叱るような声掛けは支援じゃないんじゃないかと思いました。なぜなら障がいのある方は、ダメだと分かっているけどやめるのが難しい場合もあれば、ダメだと理解が難しい場合もあると思います。強い口調でダメだということを伝えるだけ、という声掛けはそれらを理解した上での支援とは思えない短絡的なものだと思います。
 
 じゃあどういった声掛けが支援になるんかな、と考えてみました。
まず思ったことは「一つ質問したら、返事が返ってくるまで待ちましょう」等、どうすることが正解なのかを伝える声掛けをする方がいいんじゃないかと思いました。具体的にコミュニケーション方法を示すことで、どうやっておしゃべりをしていけばいいかを理解しやすくなると思います。そうすることでもっと楽しいと感じられるような、人とのおしゃべり方法を身に付けられるかもしれません。
 また、「アイメッセージ」を使った声掛けも使っていくといいと思います。「アイメッセージ」とは、『私は・・・』と自分を主語にして自分の気持ちや思いを語ることを言います。それによって相手に、「その行動が他人をどういう気持ちにさせるのか」ということに気が付けるきっかけを作ることができるのです。先ほどの話で言うと、「そんなにたくさん一度に話をされると、困ってしまいます」と利用者さんに伝えることがアイメッセージを使った声掛けであると思います。
 

 
 そもそも、障がい福祉に関わる仕事をしている方には、マシンガントークをしてしまう利用者さんに対して、少しでもその方の障がい特性を理解して優しい口調や落ち着いた対応を取って欲しいと思います。叱るような声掛けをするということは、周りの人たちにとっても見ていて気持ちいいものではありません。障がい者支援に関わったことのない方がその対応方法を見てしまうと、この対応が障がいのある方への正しい関わり方だと思ってしまう危険性もあります。


PR

Calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

ヘルパースクエア
くらん なかもず

profilephoto
▼事業所概要
[ 事業所名 ]
ヘルパースクエアくらんなかもず
[ 住所 ]
〒591−8023 
大阪府堺市北区中百舌鳥町6丁1040−24 
ロイヤルカーサ1番館201号室
[ 電話番号 ]
072-283-8695
[ FAX番号 ]
072-283-8695
[ メールアドレス ]
clan-a4@osaka.zaq.jp
[ サービス提供地域 ]
堺市全域
※提供地域外の方の相談もお待ちしています。
[ 提供サービス・事業所番号 ]
居宅介護
(身体介護、家事援助、通院介助):2716500984
重 度 訪 問 介 護 
 2716500984
同  行  援  護 
 2716500984
移  動  支  援 
 2766540542

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM